成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS) |
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Ray Albert Kroc
おすすめ平均 |
【評価】★★☆☆☆
【短評】マクドナルド創業者レイ・クロック氏の生涯がつまっている、ベンチャースピリッツを感じる。3回の結婚話はいらないと思う。
まず率直に感じた感想、「読みにくい」ですww
翻訳されているからかもしれませんが、非常に読みにくく感じました。(あくまでも私の感想)
読みにくい理由としては、
・急に話が変わったように感じる文章で、今何について語っているのか分かりにくかった。
・登場人物が多く、全てカタカナなので、「この人、誰だっけ?」となってしまう。
の2点ではないかと思います。
また、「家庭を顧みず仕事に没頭する」「3度の結婚(特に、2度目の離婚のくだり)」はちょいと私には共感しにくい部分でした。
「離婚の際には、生活を手厚く保障して、離婚後もうまくやっている」的な文章はどうも好きにはなれなかったです・・・
(読み方、間違えてるかなぁ)
が、ネガティブなコメントはここまで。
まず、読みはじめて初めて知ったんですが、『マクドナルド』ってマクドナルドさんが作ったんじゃなかったんですね。ビックリ。
レイ・クロック氏が、とあるハンバーガー店にビジネスチャンスを感じてフランチャイズする権利を取得する所から始まったんですね。(そのハンバーガー店を経営していたのがマクドナルド兄弟)
【本文より】
やり遂げろ-この世界で継続ほど価値のあるものはない。
才能は違う-才能があっても失敗している人はたくさんいる。
天才も違う-恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世にいる。
教育も違う-世界には教育を受けた落伍者があるれている。
信念と継続だけが全能である。
【本文より】
幸せを手に入れるためには失敗やリスクを超えていかなければならない。
床の上に置かれたロープの上を渡っても、それでは決して得られない。
リスクのないところには成功はなく、したがって幸福もないのだ。
我々が進歩するためには、個人でもチームでも、パイオニア精神で前進するしかない。
企業システムの中にあるリスクを取らなければならない。
これが経済的自由への唯一の道だ。ほかに道はない。
本文のほぼ最後の部分からの抜粋なんですが、熱いですね!
これがベンチャースピリット!フロンティア精神!!なのではないかと思います。
このフロンティア精神を忘れる事なく、忘れたなら思い出して日々精進しなければ!と、気持ちを引き締めないといけないですね。
また、個人的には一番タメになったなぁと感じた一文です。
【付録より(ユニクロ柳井正氏)】
~MBAは資格です。他人よりは少し早く経営者への入り口に立てるかもしれない。しかし、MBAを持っているからといって、その人が経営のプロであるとは限らない。
多少なりとも中小企業診断士という資格をとって慢心していた部分が見透かされたような気分になりました。
しかし、おかげで「謙虚な気持ちで、仕事・趣味・家庭に対して誠心誠意がんばろう!」と初心に立ち返ることが出来ました。
さぁ、これからガムシャラにがんばりますよ!