- 2009年11月 5日 20:03
- BOOK
| ジオン軍の失敗 (アフタヌーン新書) | |
![]() | おすすめ平均 ![]() コネタもあるよ 1年戦争と自分の業界を照らし合わせてみるのも一興 図解が無いので読みにくく残念 "「ジオン軍の失敗」に学ぶ"という楽しみ これが量産の暁には・・・。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【評価】★★★★★
【短評】ガンダム好きでかつ、仕事とか開発とかに絡めてネタにしたい人にオススメ。偉い人には分からんのですよw
一言、面白い!
数多あるガンダム本の中でも、こんな切り口でのガンダムは初めて見た。(多分、他にもあると思うが)
ガンダムをモチーフに、"失敗する製品が世に出てしまうのはなぜか"を技術開発の面から論理を展開する。
例えば、MS-06Fザク2IIの章では、
『技術においては、「寿命の長さ」は必ずしもいいことではない』
⇒万能機が本当に万能であるケースは極めてまれ。万能機はともすれば、工業製品としてクリティカルな要素を犠牲にしている。また、成功体験が長期的な失敗を誘発することはままある。
また、MS-09Rリック・ドムの章では、サブタイトルが
『あるセグメントで成功した技術が、別のセグメントで成功するとは限らない』
となっているなど、この手の読み物が好きな人にはグッとくる内容になっている。
なんていうのかな、くだらない事に限って本気出す人っているじゃないですか。なんか、そんな感じなんですよね。
で、そういう人とかモノが大好きなんですよね~。しかも、内容もよく練られているんで余計に面白い!
とまぁ、そんな感じなんですが、この本むずかしい言葉がたくさん使われてるんですよね。
自分の後学のためにメモしたテキストを備忘録としてつけておきます。
・ラグランジェ・ポイント
⇒天体力学で円制限三体問題の5つの平衡解を指す名称である。
・憚る
⇒(1)はばをきかせる。大きな顔をする。
(2)いっぱいに広がる。はびこる。
・十全
⇒(1)少しの欠点もなく、完全なさま。十分に整っていて危げないさま。
・顕在
⇒はっきり目に見える形をとってあらわれていること。
・伍する
⇒他者と同等の位置にある。かたをならべる。
・偲ばせる
⇒過ぎた昔を思い出させる。
・誤謬
⇒(1)まちがえること。また、そのまちがい。
(2)〔fallacy〕一見正しくみえるが誤っている推理。推理の形式に違背したり、用いる言語の意義が曖昧(あいまい)であったり、推理の前提が不正確であることから生ずる。詭弁(きべん)。論過。虚偽。
・蠢動
⇒(1)虫などのうごめくこと。
(2)(取るに足らないものが)こそこそとうごめくこと。
・趨勢
⇒これから先の成り行きを示すものとしての現在の状態。成り行き。趨向。
・証左
⇒証拠。
・メルクマール[(ドイツ) Merkmal]
⇒目印。目標。指標。
・殊に
⇒(1)とりわけ。特別。
(2)(打ち消しの語を伴って)とりたてて。たいして。あまり。
(3)その上。加えて。
・赫々たる
⇒(1)光り輝く様子
(2)功名・業績などが輝く様子
・残滓
⇒容器などの底に残っているかす。残りかす。
・帰趨
⇒帰着すること。ゆきつくところ。帰趣。
・憑拠
⇒よりどころとすること。また、よりどころ。根拠。依拠。
・膾炙(かいしゃ)
⇒〔林嵩「周朴詩集序」。膾(なます)と炙(あぶり肉)は味がよく万人に好まれることから〕広く世の人々に知れわたっていること。
・軛
⇒(1)車の轅(ながえ)の先端につけて、車を引く牛馬の頸の後ろにかける横木。
(2)(比喩的に)自由を束縛するもの。
・汲々
⇒一つの事に一心に努めるさま。また、小事にあくせくするさま。
・古色蒼然
⇒ひどく古びたさま。いかにも古めかしいさま。
・慨嘆
⇒なげきいきどおること。
・逼迫
⇒(1)行き詰まって、ゆとりのない状態になること。
(2)苦痛が身に迫ること。
・嚆矢(こうし)
⇒(1)〔「嚆」は叫ぶ意〕かぶら矢。
(2)〔昔、中国で合戦の初めに、かぶら矢を敵陣に向けて射かけたことから〕物事のはじめ。最初。
・巷間
⇒ちまた。世間。
・俎上
⇒まないたの上。
――に載(の)・せる
批評・議論・考察の対象として取り上げる。批判する。
・惹句
⇒人の注意や興味をひきつけるための文句。広告などのうたい文句。キャッチフレーズ。
・無謬性
⇒誤りのないこと。
・忌避
⇒(1)きらってさけること。
・僥倖
⇒(1)思いがけない幸運。
(2)幸運を待つこと。
・ヘッドクォーター
⇒司令部。本部。
・覆滅
⇒完全に滅ぼすこと。また、完全に滅びること。
・併呑
⇒〔合わせのむ意から〕他国を自分の勢力下に取り込むこと。
・鎧袖一触(がいしゅういっしょく)
⇒(鎧の袖を一振りするぐらいで)簡単に敵を打ち負かすこと。
・牽強付会
⇒自分の都合のいいように強引に理屈をこじつけること。
・鬱屈
⇒気分が晴れずふさぎ込むこと。憂鬱な気分になること。
・蓋然性
⇒〔probability〕事象が実現されるか否か、またはその知識の確実性の度合。確からしさ。数学的に定式化されたものを確率と呼ぶ。プロバビリティー。
・蹉跌(さてつ)
⇒つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折(ざせつ)。


1年戦争と自分の業界を照らし合わせてみるのも一興
図解が無いので読みにくく残念


